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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年06月12日
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は「大腸内視鏡に二酸化炭素??」というお話です。
大腸内視鏡検査の時は、大腸を膨らませる必要があります。
大腸は膨らませないと観察はできません。
患者さんがおなかが張ってつらそうだからといって、加減していると見逃しにつながります。
膨らませるのに使うのは、通常の空気か二酸化炭素です。
空気の場合は、基本的に機器は必要ありませんが、二酸化炭素を使用する場合は特殊な機器の導入、二酸化炭素のボンベが必要となり、費用がかかります(患者さん自身の負担はありません)。
大腸内視鏡検査の受けやすさに寄与する因子として、
二酸化炭素送気・鎮静剤使用・鎮痙剤使用があります。
二酸化炭素は痛みや腹部膨満などの軽減すると報告されています。
二酸化炭素は非常に有用です。
当院では、鎮静剤を使っており、検査中の不快感はほぼゼロになります。
ぜひ、鎮静剤と二酸化炭素を使った、腹部膨満、痛みに考慮した当院の大腸内視鏡検査を
受けてみませんか??
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。