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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年07月19日
みなさん、こんばんは。
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は、「大腸ポリープは凹んでいるのがリスク高い」というお話です。
みなさんは「大腸ポリープ」と聞いてどのようなものを思い浮かべますか?
大多数の人が隆起したいぼのような、きのこのようなものを思い浮かべるかも知れません。
@隆起型のポリープ
しかし、大腸がんで一番多いのは平坦型と呼ばれるものです。
ひらべったいので、見つけるのが難しいものもあり、大きくなってやっと発見されることもあります。
@平坦型のポリープ
隆起型と平坦型は比較的大きくなっても良性のままだったり、
一部ががん化しても早期でとどまっているものが多いです。
大腸ポリープで一番危険なのは、「陥凹型」と呼ばれるものです。
陥凹型はほとんどがん化しており、しかも小さいものでもがんが深く入っているものもあります。
ただし、ただへこんでいるだけのものはすくなく、このように隆起して中央が陥凹しているものが多く
しっかりと検査を行っていれば、発見できます。
@陥凹型のポリープ(かなり小さいのですがこれで早期大腸がんです)
当院で大腸内視鏡検査を受けてみませんか?
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。