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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年08月01日
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は、「若い人の下痢、血便の原因は?」というお話です。
当院では、上部、下部消化管内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)をメインに診療しています。
胃カメラは、主に胃がんを発見するため、
大腸カメラは、主に大腸がん、大腸ポリープの発見、日帰り内視鏡治療をするために行っています。
そのため、メインの患者さんはがんが多い40-80歳代の方になります。
しかし、20-30歳代の方も診療しています。
この年齢はがんや大腸ポリープはそこまで多くはありません。
ただし、この年齢でも下痢や血便が出る方はいます。
多くの原因は痔核や過敏性腸症候群ですが、中には炎症性腸疾患である
「潰瘍性大腸炎」や「クローン病」が隠れていることがあります。
みなさん、かなり症状が進んでから来院されるため治療に難渋することもあります。
若くても、頻回の下痢や血便で困っている方はご相談ください。
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。