MENU
閉じる
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年09月11日
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は、「見逃されやすい早期胃がん」というお話です。
みなさんは早期胃がんがどのような見た目かご存知ですか?
大腸がんは盛り上がった隆起型が多いのに対して、
胃がんは凹んだ陥凹型がほとんどです。
しかも早期胃がんはごくわずか変化しかありません。
当院では、➀鎮静剤の使用、②最新鋭の内視鏡機器、③消化器内視鏡学会専門医の
特徴を最大限に生かして胃カメラ検査をしています。
このような本当にわずかな変化を見逃しません。
みなさんは胃がんがどこにあるかわかりますか?
➀ピロリ菌除菌後の萎縮性胃炎 わずかな色の変化、凹みで発見
②青いインジゴカルミンを散布すると胃がんはわかりやすくなります
中央から右下にのびたピンクの範囲が早期胃がんです。
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。