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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年10月03日
当院で内視鏡治療できるかできないか。
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は、「当院で内視鏡治療できるかできないか」についてお話ししていきます。
まず内視鏡治療が必要なものは、腫瘍性病変のうち今後がん化のリスクが高いもの、
もしくはすでに悪性のもの(進行がんは除く、早期がんでも適応外病変あり)、
もしくはそれには該当しないが貧血の原因になるような出血を伴うような病変、
大きく消化管の閉塞(詰まり)を起こすような病変です。
食道や胃、十二指腸の病変はほぼ全ての適応病変が入院治療となるため、
総合病院や大学病院などの専門施設での治療となります。
@胃がん 入院治療が必要
大腸ポリープ、もしくは大腸がんでは、当院のようなクリニックで日帰り治療できるものと
胃などと同様に専門施設で入院治療が必要なものがあります。
サイズやポリープの形などで判断していきます。
小さいものではほとんどのものが日帰り治療ができますが、
サイズが大きいものや平坦なもの、一部がんが含まれている可能性のあるものは慎重な判断が必要になります。
当院では消化器内視鏡学会の消化器内視鏡専門医がその適応を瞬時に判断して、
適切な内視鏡治療を行っています。
ただし、先ほど述べたように当院で治療できないものもあるため、
その場合は近隣の専門施設にご紹介しています。
@当院で日帰り治療が可能な大腸ポリープ
@当院では治療できず、入院治療が必要な大腸ポリープ
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。