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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年10月24日
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は、「過度な自信は危険!!がんの症状はある??」というお話です。
最近では、がんになったとしても治療法の進歩などにより、
生存率は、多くの部位で上昇傾向にあります。
一般的に、がんは進行するとより治りにくく、また、がんそのものやがんの治療による体への負担もより大きくなります。
適切な検査を受けることでがんを早い段階で発見し、適切な治療を受けることが可能になります。
胃がんなら胃のレントゲン検査か胃カメラ
大腸がんなら、便潜血検査か大腸カメラ
肺がんなら、肺レントゲン検査か肺CT検査
乳がんなら、マンモグラフィーや乳腺エコー検査
肝臓、膵臓なら腹部エコー検査(必要ならばMRIやCT検査を追加)
前立腺癌ならPSAの採血、腹部エコー検査などが選択肢として考えられます。
これらの検査がなぜ必要かというと、
「がんの症状が出るころにはがんは進行しており、命を落とすリスクもあるからです」
「早期で発見したいなら、積極的ながん検診が必要」だからです。
是非一度、検査を検討してみてはいかがでしょうか??
@「ピロリ菌がいるから一度消化器内科受診してみてはどうですか?」と言われて
受診してみたら、進行胃がん
@30歳代で健康だったけど、便潜血検査が陽性になって受診してみたら、進行大腸がん
@食事が食道でつまってしまうと受診したら、すでに末期の進行食道がん
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。