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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年11月10日
こんにちは。副院長の東です。
すっかり寒くなり、長袖に上着をもう一枚着ないと寒くなってきました。
勢いのままベイスターズが日本シリーズ優勝しましたね。
来シーズンはセ・リーグ優勝を成し遂げてほしいです。
セルフコントロール
消化器症状として多いのは、胃痛、腹痛、胸やけ、便秘、下痢です。
どうしても、食事をして消化するために必要な過程でトラブルがあると症状が生じます。
やはり食事の内容、量が一番大きな要因を占めます。
調子が良ければ、通常は何を食べても大丈夫でしょうとお話していますが、
食べ過ぎ、飲みすぎが続くと消化不良の原因になってきます。
友人との会食や外食の機会もあるでしょう。
いくら調子が良くても3日連続となると問題になってきます。
炭水化物が多くなると、糖質→中性脂肪→内臓脂肪へと変化します。
つまり、体重が多くなっている場合は要注意なのです。
計画的に筋トレをしていて、たんぱく質を効率よく摂取していけば筋肉が肥えてきます。
そうでなければ、短期間の体重増加の原因は食事由来の炭水化物の摂り過ぎでしょう。
肝疾患、心疾患、腎疾患などで浮腫みとして水分が増加する場合もあります。
消化器の不調を感じる前に、感じたらすぐに食事量のセルフコントロールをして下さい。
それだけでも、消化器症状は改善する可能性があります。
繰り返す症状があれば、体重コントロール、食事内容の見直しが必要になります。
レコーディング(記録)することで、簡単に見直すことが出来ます。
食べた物の内容と量、体重の変化を記録してみてください。
不調の原因を見つけ出すことが出来れば、あとは実践するのみですね。
日常から、セルフコントロールしていきましょう。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科で、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。