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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年12月01日
こんにちは。副院長の東です。
12月に入りました。気持ちよく晴れていることが多いですね。
すっかり寒くなったので、ダウンジャケットを着る機会が増えています。
冬の感染症には気を付けましょう。
逆流性食道炎について
YouTubeでもピロリ菌関連、逆流性食道炎の話をする事が多くあります。
僕が北里大学病院で専門にしていた消化管のなかでも、特に上部消化管を専門にしていたからなのです。
つい最近、逆流性食道炎に関する書籍を監修させていただきました。
発売後にクリニックの待合室、内視鏡検査前の中待合室に見本を置いているのですが、
診察前、内視鏡検査前に目を通してくださる方がいると聞きました。
監修した身として、皆様に目を通していただけることをとても嬉しく思います。
https://www.tamapla-ichounaika.com/blog/fukuinchou/post-41193/
逆流性食道炎に関しては、いろいろな症状があるのはお伝えしている通りです。
薬物療法に頼るのではなく、食事療法とエクササイズで改善できる要素が沢山あることを知ってもらうことが目的です。
実際に、食事療法を実践し、腹式呼吸を意識するだけで改善効果は強いと思います。
胃酸が多くなる要因、逆流する要因が日々の生活の食事に大いに関連があることを伝えています。
食道裂孔ヘルニアが強い方、食事や理学療法でも改善効果に乏しい方もやはり出てきます。
その場合は、何が原因なのかを突き止め、どんな薬物療法が必要なのかを考える必要があります。
難治性逆流性食道炎の方で、内服をやめると症状がすぐに再燃する方もいます。
ただし、少しでも内服する回数を減らせることが出来れば、それが治療のゴールの一つです。
問い合わせが多くなってきましたら、クリニックで書籍を購入できるように準備していきたいと考えています。
現在は、大手書店での在庫、もし店頭にない場合でも
「晋遊舎(しんゆうしゃ)から発売された逆流性食道炎のムック本」
と書店員さんに伝えていただければ、取り寄せしていただけると思います。
逆流性食道炎で困っている方、ぜひ一度本を手に取って読んでみてください。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科学講師として、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。北里大学医学部消化器内科学非常勤講師。