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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年12月15日
こんにちは。副院長の東です。
あっという間に、気が付けば12月中旬です。
師走の文字のごとく年末に忙しくしている方が多いのでは?
感染対策を忘れずに行いましょう。
要精査項目があれば・・・
健康診断の結果で要精査はありませんでしたか?
会場型健診であれば、春か秋に行われることが多いと思います。
そろそろ行かなくてはと、自分で決めて健診に行った方も多い時期です。
症状があれば、医療機関をすぐに受診することが多いと思います。
しかし、健診の要精査項目があってもついつい大丈夫、忙しいとかで受診しない事がありますよね。
何も異常がないかもしれないし、もしくは病期を早期に発見できる良い機会なのです。
消化器に関する要精査項目として多いものは、
✓ 便潜血陽性
✓ 胃X線検査での異常
✓ 胃ABCリスク検診でB群もしくはC群
✓ 肝機能障害
✓ 腫瘍マーカー上昇
でしょうか。
大事な点として、
病気の原因があるかどうか?→ピロリ菌感染症、脂肪肝、ウイルス性肝炎など
がんが隠れていないかどうか?→胃がん、大腸がん、食道がん、膵がんなど
今まで内視鏡検査を受けたことがない方は、要精査になったら必ず受けるようにして下さい。
病気がないと分かれば安心ですし、見つかったとしても早期治療につながります。
健診での要精査は、自分の健康状態を見つめなおす良い機会です。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科学講師として、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。北里大学医学部消化器内科学非常勤講師。