MENU
閉じる
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2025年01月26日
こんにちは。副院長の東です。
天候が良い日が続いていますね。
年末年始で生活リズムが変わりましたが、戻りつつある時期でしょうか。
意識づけ
たまプラーザ胃腸内科クリニックは内視鏡専門クリニックではありません。
実は定期的に外来通院をされている患者さんも多くいるのです。
リスクに応じた内視鏡検査を受けていただく中で、症状によって継続的な内服治療が必要な方もいます。
僕が常勤になって、そろそろ5年の月日が経とうとしています。
予約制の外来診療とはいえ、限られた時間の中で出来るだけ多くの情報を得られるように心がけています。
疾患の基本的な事、注意してほしい事、薬の使用状況、改善していく点はあるか。
同じことを何度も何度も確認して、少しでも前向きになれる様に説明を重ねます。
長く通院される方も多くなってきていて、最近感じていることがあります。
それは、「意識づけ」がとても機能していると。
症状によって、何が原因かを考えて、それに対してどうしたら良いか。
対処してみたら良かったけど、あれはダメだったとか。
掛かっている疾患に対して向き合い、改善していこうとする「意識づけ」を語ってくれる患者さんが多くなっています。
僕としては大変うれしく思える瞬間なのです。
外来診療で治療出来ることは、実は多くありません。
会話の中で、話を聞きアドバイスをするという単純な行為で、いかに安心感をお伝えできるか。
これからもたくさんの方に、「意識づけ」をしていけるように診療を続けていきたいと思います。
この記事を書いた人
東 瑞智
医師
北里大学医学部を卒業。北里大学病院消化器内科学講師として、消化器がんの内視鏡診断・治療、抗がん剤治療だけでなく、難治性逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群などの消化器良性疾患の治療に従事。2020年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。北里大学医学部消化器内科学非常勤講師。