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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2025年03月26日
たまプラーザ南口胃腸内科クリニックの久津川です。
今回は、「胃がんから家族を救うためにはどうする?」というお話です。
みなさんの周りに胃がんの方はいませんか?
特に家族や親戚にはいませんか?
胃がんというのはまだまだ、日本のがん死亡原因でトップクラスです。
ただし、胃がんはなるべく早めに見つかれば治る病気です。
ではなぜ、胃がんで亡くなる人がいるのでしょうか?
それは検査を受けていないからです。
まず、このブログを観た人は胃カメラを受けましょう。
そして、胃がんはピロリ菌が大きな原因ということも知りましょう。
ピロリ菌は両親から感染することも多く、親族にピロリ菌感染者がいれば、他の家族も感染している可能性が高くなります。よって、胃がんの発生率も高くなります。
患者さんでも両親が胃がんなのにピロリ菌検査も胃カメラも受けていない人がいます。
胃がんから家族を救うための方法
➀とりあえず胃カメラを受けてもらう(自分も受けることを忘れずに)
②特に家族に胃がんの人、ピロリ菌に感染した人がいる場合は胃カメラを受けるようにしましょう。
そしてピロリ菌の除菌をしましょう。
家族内にピロリ菌に感染していた人がいないか、胃がんになったことがある人がいないか
情報共有しましょう。
この記事を書いた人
久津川 誠
医師
国立熊本大学医学部を卒業。 世界消化器内視鏡学会より国際的優良施設として認定されている昭和大学横浜市北部病院で、内視鏡検査に関する高精度な診断・治療、さらには痛みの少ない大腸内視鏡の挿入法などを研究。 2015年より、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック勤務。