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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2011年10月10日
こんばんは、医師の平島です。
一昨日、喉が少し痛くなり、風邪の引き始めでした。私は元々扁桃腺が大きく、風邪を引くときは必ず喉が痛くなる傾向にあります。7月から開院準備のため休みなく働いてきたので、さすがに疲れが貯まっているのかと思いますが、まだまだ頑張らないといけないと思い、高濃度ビタミンC点滴を行いました。
最近忙しくて、高濃度ビタミンC点滴を行う時間がなく、風邪気味になってしまい、自己管理の甘さに反省しております。親友の山田信太郎に「”忙しい”と”時間がない”は働く男のNGワード」といつも言われていますので、怒られてしまいますね。
診療終了後に高濃度ビタミンCにマルチビタミン・ミネラルを追加した点滴を行いましたが、やはり効果抜群でした。翌日には喉の痛みもなくなり、昔なら高熱が出てノックダウンの状態ですが、すっかり体調は回復しました。私は、風邪の最後は必ず声がかれる傾向にありますが、今回もやはり声がかれています。今後は、いつものように月に2回の高濃度ビタミンC+マルチビタミン・ミネラル混合点滴を行っていかねばと思った次第です。
それと、風邪の引き始めにすごく効果を発揮するのが漢方薬です。漢方薬で風邪の際に処方するものが5種類ほどありますが、それぞれの人の体質で合う漢方薬が違います。専門用語でいうとそれぞれの人の「証」に合わせて処方するのですが、合う漢方薬をドクターに処方してもらうと風邪の引き始めにものすごく効果を発揮します。一気に汗をかいて、良くなることが多いです。西洋薬の風邪薬は眠くなりますしね。ちなみに私に合う風邪用の漢方薬は「麻黄湯」です。