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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2018年01月10日
こんにちは。キキです。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
年末年始はなんだか、せわしなくあっという間に過ぎてしまう印象です。
体調を崩しやすいので、ぜひ手洗いうがいなどして、風邪予防をしてくださいね!
私は、12月中旬に屋久島へ旅行に行ってきました。
神秘の島として、宮崎駿映画の「もののけ姫」の舞台になった場所としても有名です。
私は、山登り自体が初めてで、楽しみよりも不安の方が勝った中での出発でした。
屋久島は、里と呼ばれる街中は沖縄の様な温暖な気候ですが、一歩山の中に入って行くと、山頂は北海道の様な気温なので、島を縦に見て日本の気候が北海道から沖縄まで全て体験できる程の寒暖差があります。私たちが訪れた日は、屋久島でも珍しいほどの寒波が来ており、山頂の方は雪が積もり、場所によっては入山禁止区域もありました。
今回、私が初登山という事もあり、屋久杉は次回のお楽しみにして、「もののけ姫」の舞台となった「白谷雲水狭」へ行ってまいりました。
当日の天気はあいにくの雨でガッカリしていたのですが、ガイドさんに「白谷雲水狭はコケの森なので、水分によってコケが青々と美しく見えます。逆にラッキーですよ。」と言われ、
不安半分期待半分でいざ入山!
山の中は、やはり非常に寒く、足を進めるにつれマイナスの気温にまでなりました。
雨は足元を歩きずらくさせ、体力を奪っていきました。
しかし、やはりコケの美しさは本当に素晴らしかったです。
山の中では、野生のシカにも巡り会えました。ガイドさんのお話では、最近は鹿の中で伝染病が流行って、たくさんのシカが命を奪われてしまい、なかなか山の中でシカに会えないらしいです。ガイドさんの的確なご指導のもと、初登山の私でも楽しく自然を満喫できました。
宮崎駿さんは、「風の谷のナウシカ」を描く前から、屋久島の森に入り、スケッチをしていたそうです。こちらの写真は木が天災で倒れ、その上からコケの種が落ちて、屋久島の雨によりコケが繁殖し、木を覆っています。よーく見ると、真ん中が目の様にみえませんか?
右が鼻先に見えてきませんか?段々イノシシの顔見えてきませんか🐗??
真ん中の目に見える部分は、かつて蜂の巣だったものが、腐って、その周りもまたコケが覆ってできたそうです。宮崎駿さんは、このイノシシをもののけ姫に出てくる「お琴主」のモデルにしたのではないかと言われています。
自然の力って本当に凄いと痛感させられた旅でした。都会にいたら、まず経験出来ないような感情や体験ができて本当に良かったです。この旅は私の人生の宝物になりました。
是非、みなさんも何か非日常の体験をしてみてください。人生観が変わるかもしれません!