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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2018年04月25日
こんにちは、スタッフのDORAです。
新緑の季節となり、日差しも あたたかく そよ風が心地よく感じられるようになりました。
さて、もうすぐ「端午の節句」ですが お子さんのいる お家では、五月人形やこいのぼり など飾られているのではないでしょうか。
現在では、『こどもの日』の祝日として子どもの健康と成長を祈願して お祝いをする というのが主となっていますが、古来から季節の節目を祝う伝統的な日本の風習として伝わっていました。
中でも、別名「菖蒲(しょうぶ)の節句」と呼ばれるほど「菖蒲湯」も有名で 5月に盛りを迎える 花菖蒲 は凛として咲いているのが印象的ですが、葉から出るハーブのような強い香りから邪気を祓う力があると昔から信じられており、家の軒下に飾ったり 健康を保つように という願いも込めて年齢性別関係なく 家族みんなで菖蒲湯に入る ということも風習となっています。
ちなみに、「菖蒲湯」に入れる 菖蒲の葉は 花菖蒲 でも あやめ でもなく別物で、花菖蒲 や あやめ はアヤメ科ですが、菖蒲はサトイモ科ということに驚きました。 又、効能も花菖蒲や あやめ にはなく、菖蒲の葉を入れることで厄災を祓って穢れが浄化されるのだそうです。
毎年、当たり前のように お節句を過ごしていますが、古来からの言い伝えや由来を知ると大切な節目の行事が沢山あり、現代の子ども達にも伝え続けていきたいと感じました。
柏餅 や ちまき を食しながら菖蒲湯に浸かって、日本の風習を味わってみてはいかがでしょうか。