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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2018年09月20日
こんにちは。アッコです。
9月17日(月)は敬老の日でした。
敬老の日とは、多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日。
今回は祖父母に思いを馳せながら、ブログを書きたいと思います。
私の祖父母は今年の始めに祖母が他界し、存命は祖父一人になってしまいました。
祖母は理容師でした。修行の為に実家を離れていましたが、終戦の翌年に実家の道路向かいに自分の理容室を開店させたそうです。
そこから80歳過ぎまで接客をしていた祖母。子供を3人育てながら理容室を切り盛りするのは、とても大変だったでしょう。いつもお客さんとニコニコ楽しそうに話をしていて、家にも、普段から祖母を訪ねて近所の方がお喋りをしに来る事が多く、明るくて優しくて、働き者の祖母は私の自慢でした。
祖父は役所勤めをしていましたが、家具職人でもありました。家の中には今も、祖父の作ったタンスがあります。
祖父は現在、認知症が進み、私の事が誰だかわかりません。もっと昔の話を色々聞いておけばよかったと最近よく思います。もう誰も聞ける人がいなくなってしまいました。
たくさん世話をしてくれて、可愛がってくれたお礼も、元気なうちにきちんと伝えたかったし、懐かしい笑い話もいっぱいしたかったです。
今となっては、あんなに賑やかだった祖父母の家に、明かりすらも付く事がなく、寂しい限りです。
きっと両親に対しても、いつか同じ事を思うでしょうから、普段からよく話をして、大事にしないといけないですね。