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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2019年08月28日
こんにちは。キキです。
8月も下旬となってきましたが、まだまだ暑いですね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
先日、私は東京都美術館で開催されていた「クリムト展2019」に行ってきました。
19世紀末ウィーンを代表する画家ダスタフ・クリムト(1862‐1918)の没後100年を記念して、過去最大級の美術展でした。今回は、初期の自然主義的な作品から、分離派結成後の黄金様式の時代の代表作が展示してあり、ウィーンの分離派会館の壁に描いた壁画の精工な複製による再現展示もあり、非常に見ごたえがありました。
クリムトの作品は女性の姿を描いたもの、風景画が多いのですが、妖艶で豪華なものから、大胆であり、かつ繊細で危なげな雰囲気で見る者を魅了します。また、金箔を使った作品も多く、クリムトは日本の美術に大きく影響を受けたそうです。
今回の展示のメインパーソナリティーが、稲垣吾郎さんで、クリムトの生涯や時代背景、作品の解説をイヤホンで聞きながら作品を鑑賞しました。
実は、昨年、ご縁があり、ウィーンを訪れ、ウィーンで同じ絵画を鑑賞したのですが、特に解説もないまま鑑賞したので、その時はどういう作品なのかあまり掴めず、作品のダイナミックさだけが印象に残りましたが、きちんと解説を聞き、理解して作品を鑑賞すると、また作品の凄みを実感できて、非常に感動しました。
クリムト展の東京開催は閉幕しておりますが、現在、愛知県の豊田市にて場所を変えて開催しているそうです。時代に名を遺した名作を鑑賞する事ができるまたとない機会ですので、
何かご縁のある方はぜひ行かれてみてください。本当にお勧めです!