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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2022年07月14日
こんにちは。
キキです。
熱い日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こう暑くては、夏は湯船に入らず、パパっとシャワーを浴びるだけという方も多くいらっしゃるかと思います。
夏は暑さによるストレスや身体への負担が他の季節に比べて大きいので、睡眠不足や身体がだるく、疲れがなかなか取れません。いわゆる「夏バテ」を起こしやすくなります。
そこで、今回は夏こそ「湯船に浸かる」事をお勧めしたいと思います。
夏は、クーラーの効いた部屋にいたり、冷たい飲み物を飲んだりする機会が多く、自分が思っているよりも身体は冷えています。実際に湯船につかると、「こんなに冷えていたんだ」と実感する事が多々あります。
冷えによって血行不良が引き起こされると、肌荒れやむくみ、疲れの原因になります。
湯船に浸かり、身体を温める事で、血管が拡張し血流が改善され、全身に血流が行き渡り新陳代謝がアップします。また、神経の過敏性を抑えられる場合もあり、神経痛など慢性的な痛みを和らげたり、筋肉の収縮による肩こりをほぐしたりする効果が期待できます。
湯船に浸かると一時的に体温が上がり、免疫力もアップします。人間の体は体温が1度上がるごとに免疫力が5~6倍になり、基礎代謝も12%ほど上がるとされています。免疫力が上がると風邪や病気にかかりにくくなることはもちろん、肌もきれいになります。肌には毛穴から菌やウイルスが侵入しないようにブロックする働きがありますが、免疫力が高まることで、乾燥やニキビといった肌トラブルを防ぐことができます。
さらに、湯船に浸かることでリラックスでき、心地良い眠りにつくことができます。
人間は体温が下がる時に眠りに入りやすくなるので、就寝の1~2時間前にお風呂に入るとちょうど寝る時に体温が下がってより効果的です。
しかし、湯船に浸かり汗をかくと脱水症状も引き起こしやすくなります。
入浴時の脱水症状の予防には、入浴する前にしっかり水分補給をしておくことが大切です。1回の入浴で約800ml脱水することから、コップ1~2杯分(150~300ml)の水分を摂ってから入浴し、入浴後も必ず水分補給をしてください。入浴して大量の汗をかくと、水分とともにミネラル分も失われます。糖分やカフェインを含まないノンカフェインのものがお勧めです。
今年の夏は湯船に浸かって、夏バテ知らずの身体で酷暑を乗り切りましょう!