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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2024年08月02日
こんにちは。キキです。
唸るような暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
室内の空調と外との気温差や、夏の疲れから食欲がわかないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、脱水症状にならない様にこまめに水分補給を意識していらっしゃると思いますが、
初夏の梅しごとで漬けた梅シロップが飲み頃になりましたので、炭酸水で割って、梅サイダーを猛暑のお供にしております。
梅は身体に良いと昔から聞いたことはありますが、実際のその効果を調べてみたことがなかったので、今回調べてみました。
梅干しの健康効果の中でも代表的なものが肉体疲労に対する回復効果です。梅干しには、筋肉にたまった乳酸を分解する役割を担うアミノ酸であるクエン酸とリンゴ酸が豊富に含まれています。また、加熱した梅干しには血流を促進する効果があることが明らかにされており、「ムメフラール」という血液の流動性を高める成分が生じることから、加熱した梅干しには高血圧などの生活習慣病が原因で引き起こされる動脈硬化の予防や、女性に多い冷え性の改善も期待できるそうです。
梅干しの酸味は夏バテや病中・病後の食欲減退の予防と改善に高い効果を発揮します。梅干しの酸味には食欲を増進させる効果があるため、夏バテで食欲が出ない時でも食事量を増やして豊富な栄養を摂取することができます。
さらに、梅干しは植物性乳酸菌が多く含まれています。植物性乳酸菌は良好な腸内環境を保つために必要な善玉菌のエサとなるため、梅干しを食べることは腸内環境の改善につながる効果があるとされています。
また、カテキン酸という悪玉菌を抑制する働きのあるアミノ酸も梅干しには含まれており、乳酸菌とカテキン酸の相乗効果によってより高い整腸効果が期待できるそうです。
効果を知ると、より梅干しを食べる習慣が付きそうな感じがしますね。来年はもっとたくさん作ろうと思います!
まだまだ暑い日が続きますが、近年は夏が長い傾向にありますので、体調管理をしっかりして夏に負けない身体づくりをしていきたいですね!