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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2025年04月11日
こんにちは。スタッフのパームです。
大分春らしく暖かい日が続きましたね。今年は桜が長く楽しめました。
この時期は、桜の香りの日用品やお菓子などが続々と展開されていますが、桜の香りの正体は、桜の葉や花に含まれる「クマリン」という化学物質によるものだそうです。
「クマリン」はポリフェノールの一種で、抗菌作用、リラックス効果、睡眠促進、といった、アロマのような効果があると言われています。
「クマリン」は桜の葉の細胞内の液胞という部分に存在しているため、通常は香りを感じることはできません。しかし、花や葉を叩いたりもんだり、塩漬けにして細胞を壊すことで「クマリン」が生成され、あの独特な香りが生まれまれるそうです。
桜味の代表、桜餅。巻いてある葉っぱは、塩漬けした桜の葉で、美味しさを演出する大切なものです(柏餅の葉ではありません)はがして食べる人も 多いかもしれませんが、1枚あたり、0.03~0.1mgの「クマリン」が含まれおり、
・抗菌効果・リラックス効果・鎮静作用・血液低下作用・咳止め作用・二日酔い防止作用
などの効果が期待されています。ぜひ桜の葉も一緒に食べてみてください。この「クマリン」はシナモンにも多く含まれているそうです。
効果が期待される一方、摂りすぎると肝機能障害を引き起こす懸念があるそうなので、摂り過ぎは注意です。
折角なので、この季節ならではの桜を満喫したいですね。