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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2011年11月23日
こんにちは(^O^)/“いち”です。すっかり寒くなりましたね。もうすぐ12月、早いです(^_^;)…。
ますます体が温まる“タジン鍋”のいい季節になりました。我が家では、相変わらず…ほぼ毎日のように“タジン鍋”を食べていま~す。
前回の続きですが…タジン鍋とはアフリカのモロッコで広く調理器具として使われている、大きな三角蓋の土鍋の名前で、タジン鍋の蓋は大きく重いため、圧力鍋のように中の蒸気や熱が外へ逃げずに鍋の中を巡ります。そのため、食材の中まで素早く熱が通り、その圧力によって程よくかき混ぜられます。食材の旨味を含んだ蒸気が蓋の尖った部分で冷やされて鍋の中に戻ってくるのです。蒸気が逃げないので水を加えることなく、食材から出る水分だけで料理できるので、食材の旨味をまるごといただけるのです。また、水分が循環しているので焦げる心配が少なく、油を引いて料理する必要がありません。
タジン鍋はヘルシー!
今、おすすめは♪“冬野菜”を食べること!
「大根」「かぶ」「ごぼう」「ねぎ」「ほうれん草」「小松菜」など根菜類が増えてくる冬野菜は、寒さやカゼに効果的な作用があります。また、旬を迎えたほとんどの野菜は、収穫量が増えるため価格もグンとお手頃になります。旬の野菜は、味わい・栄養価ともにアップ➚。安くて舌にもカラダにもおいしい~嬉しいことずくめです。
野菜に含まれる栄養素には水溶性のものがあります。ビタミンC、ビタミンB、カリウムなどはその代表選手。溶け出してしまった成分も逃がさずタジン鍋の温か~いスープとなり、体もポカポカ温まって一挙両得です。
また、薬味として、この時期「ねぎ」「にんにく」「しょうが」は必ずキッチンに備えておきたい野菜。血行促進や新陳代謝を高める成分が、体を温めてくれます。基本的に香味野菜は殺菌力や解熱効果があるものが多いよう。カゼ気味のときには特に摂取をしたいものです。
季節のものを美味しくいただく毎日、ますます“タジン鍋”に出会えて感謝!です。