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たまプラーザ南口胃腸内科クリニックブログ
Clinic Blog
2020年05月13日
「胃カメラ」という単語は誰もが知っていますが
正しく理解されていないこともあります。
初診の方に
「胃カメラで食道はみてもらえますか?」
「胃カメラでのど(咽頭)はみてもらえますか?」と聞かれることがあります。
「胃カメラ」は俗称で、正しくは「上部消化管内視鏡検査」といいます。
上部消化管は、咽頭、食道、胃、十二指腸です。(十二指腸は長いため、胃カメラではその途中まで観察できます。)
つまり、胃カメラで咽頭、食道の観察はもちろんできます。
では実際に胃カメラ検査はどのように行われているのでしょうか。
今回は実際の動画で紹介します。
(検査前に血圧などの測定や咽頭麻酔などの前処置がありますが今回は省略します)
胃カメラ検査の実際~こんなかんじで観察しています~
まず、口の中の観察です。咽頭、喉頭を可能な範囲で観察します。
その後、食道、十二指腸、胃の観察を行います。
当院では鎮静剤を使うことで反射が抑えられるため、口腔(口の中)の観察も可能に
なります。また、患者さんが落ち着いて検査を受けられるため、内視鏡検査医も安心して丁寧な観察が可能となります。
*リンク先の動画をご覧いただければわかりますが、反射が起きにくいためすべての臓器で観察は十分できています。
また患者さんが苦痛で動いたりしないので、画像がぶれていないこともわかります。
内視鏡検査室です。
上部消化管内視鏡検査、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)の流れが知りたい方は
こちらへ
医師の平島が実際に胃・大腸内視鏡検査受けました