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おすすめ内視鏡豆知識
Endoscopist Doctor's Knowledge
検診で胃透視(造影)検査をうけて、胃の異常を指摘され「はじめて」胃カメラ検査を受けられました。
結論から言うと問題は、胃ではなく「十二指腸」でした。
胃に異常があると思って受けた胃カメラで、内視鏡治療で完治可能な十二指腸腺腫が発見されたのです。
もう少し発見が遅かったら、外科的手術が必要になっていたかもしれません。
十二指腸の下行脚という部位に平坦な腫瘍性病変を認めます。
インジゴカルミンという青い色素を散布すると境界が明瞭になります。
NBIで拡大観察をすると十二指腸腺腫という内視鏡治療が
必要な病変ということがわかります。