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おすすめ内視鏡豆知識
Endoscopist Doctor's Knowledge
大腸内視鏡検査の費用は、高いと聞いたことはありませんか?
大腸内視鏡検査は、保険診療が適用になることがあります。大腸ポリープの切除や生検がなく、観察するだけの検査だけであれば、約7,000円で受けることが可能です。
40代以上の方は、定期的な検査をすすめられていることが多く、大腸内視鏡検査を検討している方もいらっしゃると思います。
もし、大腸ポリープが見つかった時にはどのくらいの費用になるのか、日帰り手術の場合の保険金の請求はどうなるのかなど気になることも多いでしょう。
大腸内視鏡検査を受けるのを躊躇される方も多くいらっしゃるかもしれません。しかし、大腸をはじめ消化器に発生するがんの多くは、症状が出てからでは手遅れという場合もあります。
今回は、大腸内視鏡検査の一般的な費用や自己検診の方法、保険金の請求が可能な処置についてご説明します。
検査を受ける医療施設によっては、大腸内視鏡検査でポリープや早期大腸がんなどが発見された場合に、その場で処置することが可能です。そのため、検査の内容によって費用が変わることがあります。
人間ドックや検診でうける大腸内視鏡検査は自費となります。症状がある場合は保険診療となるため、どの医療機関で受けても費用はほぼ同じと考えていいでしょう。
一部使う薬剤の種類やポリープの大きさなどによって金額が異なる場合もありますが、参考にしてください。
※使用する薬剤の種類、ポリープの大きさなどによって金額が前後します。
大腸内視鏡の病理組織検査とは、画像だけでは判断できない大腸の組織を一部採取し、顕微鏡を使って詳細に調べることです。検査の結果により病気の種類の確定診断ができる事が多く、今後の処置や治療が決定しやすくなります。
観察のみの大腸内視鏡は、3割負担で約7,000円です。多くの医療機関や専門医は男女問わず40代以上の方に対して定期的な大腸内視鏡検査を推奨しています。
これは、大腸がんの発症が増加するのが40代以上であるためです。早期にがんを発見するための検査が約7,000円であれば、手軽と感じる方も多いのではないでしょうか。
日本人のがん死亡率のトップ3は、肺がん・胃がん・大腸がんです。胃がんは、内視鏡検査で発見できる病気になります。胃の内視鏡検査(胃カメラ)の費用は下記の通りです。
※使用する薬剤の種類などによって金額が前後します。
内視鏡検査とは、先端にCCDやライトなどを搭載したスコープ(内視鏡)を挿入し直接画像を見ながら病変の有無を確認する検査です。口または肛門からスコープを挿入し、食道・胃・十二指腸・大腸・一部の小腸などを使用することができます。
地方自治体が行うがん検診(胃がん・肺がん・子宮頸がん・乳がん・大腸がん)で異常がみられた場合に、精密検査として行われるのが胃カメラ検査と大腸内視鏡検査です。
内視鏡検査でかかる費用について詳しく解説いたします。
症状があり検査適応があれば、大腸内視鏡も胃カメラ(胃内視鏡)も保険診療です。
保険診療とは国民健康保険や健康保険に加入している方が受ける公的医療制度の対象となる診療のことです。
病気や怪我をした場合、地域や医療機関が変わっても診療内容が同じであれば、費用はほぼ変わりません。
国民健康保険法や健康保険法によって、病気や怪我に対する処置方法と診療報酬があらかじめ決められているためです。
診療報酬は点数で表され、点数×10円です。使われる薬剤や医療器具によって加算されることもあり、明確に費用が一律ではないのはそのためです。
内視鏡検査は、定期的に行うことを推奨される検査の一つです。
医療費には保険診療と自由診療の2つがあり、予防医療は自由診療にあたります。
内視鏡検査の場合は、専門医から検査の必要性がないと判断された際に受ける検査に医療保険は使えません。症状がなく安心や満足を得るために行う検査にあたるからです。
その他にも美容整形・人間ドック・予防接種も自由診療に該当します。保険が適用されないため医療費の全額が実費になります。
内視鏡検査で大腸ポリープが発見され切除した場合は、内視鏡的大腸ポリープ切除術という内視鏡手術に該当し、保険適応です。
もし民間の保険会社に加入している方で条件を満たす場合は、保険金の請求が可能です。これは民間の保険会社へ請求ができます。
上記の表に示した金額は、あくまでも大腸内視鏡検査だけのものです。
大腸内視鏡検査を受ける前、受ける際には、問診などの診察や事前の採血などにも費用がかかります。どんなものが費用に加わるかをまとめてみました。
・問診
・血液検査
・鎮静剤などの薬剤(使用する薬剤の種類や点滴によって異なる)
これ以外にも、医療機関が使用する内視鏡の種類や設備によって費用が変わります。気になる場合は、検査前の説明時に確認しておくといいでしょう。
定期的にセルフチェックを行い、その上で不安がある場合は医療機関で相談し、医師が内視鏡検査の適応であると判断した場合は保険診療を受けることができます。
■大腸のセルフチェック
・血便がある
・便秘・下痢が続いている
・便が細くなった
・おなかが張ることがある
・腹痛がよくある
・食欲がない
■胃のセルフチェック
・みぞおちのあたりが痛む・キリキリする・ムカムカする
・胃もたれがある
・膨満感がある
・全身がだるい
・貧血がする
・黒い便が出る
・食欲がない
これらに当てはまる場合で、専門医から内視鏡検査の必要性が認められれば保険診療となります。
近年大腸がんは急激に増加している病気です。大腸がんがもとで亡くなる方も多くいます。大腸の胃の異変に気づいたときには、進行がんとなって発見されるケースも少なくありません。
自覚症状がない大腸がんやポリープを発見するためには、大腸内視鏡検査を定期的に行うことが重要です。
早期発見によって費用や体の負担も少なくて済みます。お腹の張りや不快感、便の異常など些細なことでも見逃さず、専門医に相談しましょう。
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