MENU
閉じる
おすすめ内視鏡豆知識
Endoscopist Doctor's Knowledge
以前から日本の死因トップは「悪性新生物」で、24.3%を占めています。
「がんで亡くなる人・苦しむ人を一人でも多く減らしたい」 という目標のもと、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック 消化器内視鏡横浜青葉区院では胃カメラ、大腸カメラを行っています。
最近では、腹部超音波検査も行っています。肝臓がんや胆のうがん、胆管がん、膵がん、腎臓がん、膀胱がんなどの早期発見につながります。
最新の2020年のデータによると、胃がんになった人(罹患数)は、男性で第4位、女性で同じく第4位です。胃がん患者の 総数では第3位になります。
部位別死亡数の2023年のデータでは、男性で第3位、女性で第5位、男女合計で第4位となっています。
胃カメラ検査の目的は、「胃がん」などの悪性疾患の発見と予防です。胃がんは、初期の段階ではほぼ症状が出ず、かなり大きくなり進行するまで症状が出ません。症状が出てから検査を受けてしまっては、手遅れになることもあり得ます。また、がんを早期発見できれば、内視鏡治療でがんを根治することができます。少し進んだ早期がんや進行がんとなると手術で胃の一部、もしくは全部を切除することとなります。
胃がんの大部分は「ピロリ菌」という細菌が胃に感染することが原因と分かっています。ピロリ菌に感染している場合は、早期に感染を発見して除菌治療をすることが重要です。それが、胃がんの予防になります。
ピロリ菌が胃に感染しているかどうかは、胃カメラで診断可能です。
最終診断として血液検査や尿検査、便検査、尿素呼気試験などが必要です。
最新の2020年のデータによると、大腸がんになった人(罹患数)は、男性で第2位、女性で同じく第2位です。大腸がん患者の 総数では第1位になります。
部位別死亡数の2023年のデータでは、男性で第2位、女性で第1位、男女合計で第2位となっています。
大腸カメラ検査は、大腸ポリープや大腸がんの発見が主な目的です。それ以外に、近年増加している潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患の発見も可能です。
大腸がんは、日本の死亡原因の常に上位であり、かかる人は40歳代から増加します。
大腸がんを早期に発見し、治療することで大腸がんで亡くなることを防ぐことができます。 検診の便潜血検査を自覚症状がないうちに受けることも重要です。
そして何よりも大腸ポリープを切除することで大腸がんの予防にもなります。
胃がんや大腸がんと比べると少ないです。かかる人(罹患数)は、増加傾向ですが、死亡数はほぼ横ばい、もしくは減少傾向です。
胃がんや大腸がんよりも5年生存率が低く、早期発見が重要になります。
進行して診断されると治療を含めて予後が非常に悪いがんです。しかし、早期発見、早期治療となれば治療成績は向上します。よって、胃カメラによる早期発見は非常に重要なポイントとなります。
まだ受けていない方は、様々なうわさや口コミなどで「胃カメラはきついもの」という先入観があると思います。
ではなぜ、胃カメラは「きつい」「苦しい」というイメージがあるのでしょうか?
そして、そのきつさや苦しさを解消するためにはどうすれば良いかということも解説していきます。
・なぜ、胃カメラはきついのか??
胃カメラは、鼻もしくは口から挿入します。
口からの挿入の場合は、舌の上に内視鏡がずっと触れているためにオェ、オェする反射が起きます。これはきついです。
そして、のどから食道に入る時は狭いところを通るため、違和感や痛みが生じます。これもきついのです。
そして、胃から十二指腸に入る時には胃カメラを押し込むため胃が押されて伸びてかなり苦しくなります。
そして、最後に胃を膨らませないと観察ができないため、空気をいっぱい入れます。これもきついです。
我慢できず、げっぷをしてしまうとまた空気を入れて膨らませなくてはいけません。
このように、胃カメラがきつい理由は何個もあります。
大腸カメラ検査をうけたことがない人は、「きつい」、「苦しい」、「痛い」などのマイナスイメージをうわさや口コミなどから得て、検査を躊躇しているかもしれません。
しかし、これは実際正しいのでしょうか?間違っているのでしょうか?
答えは、明確で「受ける医療施設や医師によって検査の感想は異なる」です。
大腸カメラがきつい要因は、主に次の3つです。
1)洗腸剤(下剤)
2)挿入時の痛み
3)観察時の違和感、痛み
それぞれ解説していきます。
大腸は便が詰まっているためにきれいにしないと内視鏡で観察できません。
そのためには、検査前に洗腸剤が必要です。
洗腸剤には、多くの種類があります。
当院では以前に一定期間患者さんに洗腸剤の飲み比べなどを実際に行って頂き、その後アンケートを取り、最も飲みやすいという意見の多かった洗腸剤を採用しています。スタッフも実際に飲み比べを行っており、スポーツドリンクに似た味の洗腸剤を選んで使用しているため、比較的飲みやすいと患者さんから好評を得ています。
大腸は屈曲がたくさんあり、腸管も長く、胃カメラより挿入がむずかしくなっています。
多くの医師が技術を習得するまでに何年もの年月がかかります。
どんな技術でもその人により得意、不得意があります。技術力が各医師で異なります。
そして大腸の形や癒着などの影響により、難しさも異なります。
胃カメラと同様、大腸内も通常は膨らんでいないため、空気(当院では二酸化炭素)を入れないと観察できません。
大腸は膨らむと違和感や痛みが生じます。
観察は10分から15分程度かかるため、その間ずっと違和感や痛みが生じます。
胃カメラは上記のようにきつい場面が多数あります。このきつさを解消するためにはどうすれば良いのでしょうか。
経鼻内視鏡という方法もありますが、これは舌の上で生じる反射を軽減できます。そして咽頭から食道の狭いところを通る時の苦痛を軽減できます。
口からの胃カメラより鼻からの胃カメラの方が楽だと書かれていることがありますが、やはり経鼻内視鏡も苦しいことがあります。経鼻内視鏡は、反射と食道挿入時以外の苦痛は軽減できません。
先ほど記載したように大腸カメラも胃カメラ同様、苦しいところがたくさんあります。
どちらも改善する方法は、鎮静剤を用いることです。
鎮静剤を用いることで検査を受けやすくなり、初めての検査も受けやすくなり、定期検査にもつながります。
たまプラーザ南口胃腸内科クリニック 消化器内視鏡横浜青葉区院ではみなさま各人に合わせた、最適な量の鎮静剤を考えて検査をしています。こちらも多くの経験により検査の苦しさと、検査後もしっかりとした目覚め・気分不良がないように配慮するように努めています。ほとんどの方が検査中の事をあまり覚えていないか、なんとなくの記憶がある程度だったとおっしゃります。
「がんで亡くなる人・苦しむ人を一人でも多く減らしたい」 という目標のもと、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック 消化器内視鏡横浜青葉区院では胃カメラ、大腸カメラを行っています。
初回の検査を躊躇している方、初めての検査でトラウマとなり定期検査を躊躇している方などは内視鏡検査を検討しましょう。
たまプラーザ南口胃腸内科クリニック 消化器内視鏡横浜青葉区院の内視鏡検査の特徴は、「安全に苦しさと痛みに配慮した内視鏡検査を提供する」「見逃しのない高精度な観察を行う」ということです。
これまで培ってきた内視鏡検査の経験を十分に活かして高精度で安全な内視鏡検査、治療を行うように努めています。内視鏡を専門とする医師が、各臓器のポイント毎にどのような内視鏡操作を行えば苦しさと痛みに配慮した検査になるのかを熟知していますので、安心してお任せください。
そしてみなさま各人に合わせた、最適な量の鎮静剤を考えて検査をしています。こちらも多くの経験により検査の苦しさと、検査後もしっかりとした目覚め・気分不良がないように配慮するように努めています。
まずはお気軽にご相談ください。