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善玉コレステロールの数値は元々高い人は高く、低い人は低いです。
どうやって増やすかというと、運動でしか善玉コテステロールは増えません。 善玉コレステロールは高ければ高いほど、脳梗塞・心筋梗塞などの血管の病気を起こしにくいと言われています。
低い人でも諦める必要はなく、一日15分程度の軽いウォーキングで善玉コレステロールを増やすことが可能です。数値が50mg/dlまで上昇すると血管が強くなり脳梗塞・心筋梗塞を起こしにくくなります。
悪玉コレステロールは全ての細胞の膜を作る材料になります。あまり高いからと言って、薬で数値を下げすぎると、細胞の活性を妨げる恐れがあります。
基準値が180-200mg/dl以上あると血管の動脈硬化に影響してくるので、一時的に薬を使い下げることがあります。しかし150-160mg/dlぐらいで薬を飲むのは個人的にはやりすぎかと思います。
特に女性はホルモンの関係で悪玉コレステロールが年齢を重ねるにつれ増加する傾向にあります。そこを薬で無理矢理下げるというのは得策ではないでしょう。
この記事を書いた人
平島 徹朗
医師
国立佐賀大学医学部 卒業。 大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部など、 多くの病院・内視鏡専門クリニックで消化器内視鏡診断・治療を習得後、2011年たまプラーザ南口胃腸内科クリニック開院。