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こんにちは。医師の東です。
暑い日が続いていますが、夕方に突然のどしゃ降り。
バケツをひっくり返したような大雨も何度か経験し、昔と気候が変わっているのかなと感じます。
今日は「がん」について書きます。
日常から早期発見が重要ですとお伝えしている「がん」は特別な病気ではなくなってきています。
心筋梗塞、脳梗塞といった血管が詰まることによって起こる病気は、
薬剤の進化で減少傾向になっていますが、
その一方で増えているのが、「がん」です。
生きていて「がん」になる確率は男性では65.5%、女性では50.2%、
「がん」で死亡する確率は男性で23.9%、女性で15.1%。
最新の国立がん研究センターの統計です。
寿命が長くなっている現代において、2人に1人が「がん」にかかるといわれていて、特別な病気ではなくなってきています。
なぜなら、「がん」は遺伝子が傷つくことによって起こる病気です。
どのような場合に起こるかというと、いくつかの原因が考えられています。
①ウイルス、細菌などの感染症による慢性炎症(パピローマウイルス、ピロリ菌)
②先天的な影響(がんの家族歴があると、がんになりやすい可能性)
③加齢(いわゆる劣化です)
④突然変異(細胞は毎日増殖しますが、その過程でエラーが起きます)
⑤ストレス(活性酸素による酸化ストレス)
大事なことをお伝えします。
生活習慣の改善、食生活の改善、運動不足解消などのストレス改善はがん予防に繋がります。
そして消化器がんに関しては、定期的な内視鏡検査が早期発見に繋がります。
私達が皆様方に提供できることは、このがん予防に関する事です。
最新の知識の提供、相談、指導、そして内視鏡検査です。
一度の検査だけではなく、長きにわたっておつき合いしてきたいと考えています。